あんまマッサージ指圧師の「職場」
この記事を読むことで、国家資格である「あんまマッサージ指圧師」取得した後の働く場所はどういったところがあるか、またその実際の働き方を知ることができます。
リラクゼーション
リラクゼーションマッサージはだいたい大手が経営しているところが多く、また無資格の方も多く働いている職場です。
ほとんどが、初期研修が1~3ヵ月ほど受け、テストに合格した者が現場デビューをする流れになっています。
その為、「あんまマッサージ指圧師」の資格があることで基礎知識の部分で他の方々よりも多い状態です。
しかし、いらっしゃるお客様にとっては資格があろうがなかろうが自分にあった施術をしてくれる(気持ちいいなど)スタッフを好みます。
就業時間はシフト性が多く、10:00~19:00や12:00~21:00など比較的夜まで働くことが多くなる職場です。
整骨院
整骨院は、柔道整復師が保険業務を行う職場であり、「あんまマッサージ指圧師」は基本「自費」でのマッサージやリハビリを対応することになるます。
整骨院にいらっしゃる患者様は、保険で安く治療できるという認識がまだまだ強くある為、自費治療に力を入れている院以外では、最初の段階での自費患者様の獲得はなかなか大変なです。
しかし、院によっては保険業務の補助的な役回りをこなす事を求められる職場もあります。
就業時間は、9:00~21:00(休憩 2時間)など朝から夜遅くまでのケースが多くあります。※シフト性の場合もありますが従業員の数によると思います。
整形外科クリニック
クリニックでは保険適用でのリハビリを行うことができます。
これは、運動療法機能訓練技能講習会を受講することで「みなしPT」として働くことができ、運動器リハビリテーション料Ⅲを算定することができます。
職場としては、PT(理学療法士)や柔道整復師が一緒に働くことがほとんどです。
その為、リハビリ知識が求められることがあります。
また、保険でのリハビリだけでなく自費マッサージを行うクリニックもあります。
※クリニック中には、運動療法機能訓練技能講習会を受講しないも所もあります。
就業時間は、9:00~19:00(休憩 2時間)などのケースが多いです。
訪問マッサージ
「あんまマッサージ指圧師」として保険を使っての業務が行えます。
上記3つとは大きく異なるのは、店舗ではなく患者様宅に訪問して施術を行うというところです。
前提として、公共交通機関や独歩で来院できない方が対象になる為、患者層は高齢者がほとんどです。
また、訪問するため基本一人での行動時間が多くなります。
就業時間は、9:00~18:00(休憩 1時間)と比較的早く終わるところが多いです。
デイサービス
機能訓練士として利用者のマッサージや運動・リハビリを行います。
利用者層は、訪問マッサージ同様に高齢者がほとんどです。
こちらの特徴は、職場によっては車での送迎を行うことで。
その為、運転免許証が必須になることがあります。
就業時間は、9:00~18:00(休憩 1時間)と訪問マッサージと同じような時間形態です。
以上が「あんまマッサージ指圧師」として職場で働き方になります。