子どもの寝不足は危険❔
人間にとって睡眠は体を休めるためにとても大切です。
幼児期では脳の発達に大きな役割をはたすため睡眠は特に重要になります。
その為、睡眠の重要性をしっかりと理解する必要があります!
現代の子どもの平均睡眠時間
理想の睡眠時間は、幼児期で10~11時間程度 学童期で8~10 時間程度と言われていますが
<平日の平均睡眠時間は幼稚園児では 10時間以上確保されていましたが,
小学生では 9~8 時間と徐々に減少し,中学生で 8 時間未満,高校 1 年生では 6 時間 30 分まで短縮しています.一方,休日と平日の睡眠時間の差は学年とともに拡大し,中学 2 年では 1 時間以上,高校 3 年では約 1.5 時間休日に長く睡眠をとっており,平日の睡眠不足を休日に補う傾向がうかがわれます.>※1
なぜたくさん眠る必要があるのでしょうか❔
ノンレム睡眠は、脳が休息しており脳や体の疲労回復のための睡眠
この時、成長ホルモンを大量に分泌し体をつくっていきます。
レム睡眠は、脳が活発に働き、記憶の整理と定着ための睡眠
眠りは、まずノンレム睡眠から始まり一気に深い眠りに入ります。1時間ほどたつと徐々に眠りが浅くなり、レム睡眠へと移行。
その後、またノンレム睡眠に移行して深い眠りに入った後、眠りが浅くなってレム睡眠に移行します。
ノンレム睡眠とレム睡眠がおおよそ90分の周期で、一晩に3~5回繰り返されます。
このようなリズムが子どもの場合まだ整っていない為
大人よりも長めの睡眠が必要になります。
睡眠不足での影響
睡眠不足が続くことで
疲労回復ができないために、疲れがたまり日中身体がだるく動きたくなくなる
日中学んだことの記憶の定着ができない
食欲不振・注意や集中力低下
イライラ・衝動行為などに繋がることも少なくありません。
また、将来的の肥満の危険因子なることも言われています。
※2
睡眠時間の確保は、親子で取り組むべき課題です。
「睡眠ファースト」の生活を目指してみて下さい!
※1 未就学児の睡眠指針
※2 e-ヘルスネット <睡眠不足や睡眠障害、子どもへの大きな影響>
参考書 子どもにいいこと大全