1分で話せ
伊藤羊一さん著書
「1分で話せ」を読んでの感想です。
この本を読んだ目的は、僕自身人が「伝える」事が苦手な為、「短い時間で相手にわかりやすく伝える為に、何が必要かを学びたい。」と思いで手に取りました。
では、早速この本書を読んで「ここは大切だな」と感じたポイントを3つご紹介していきます。
① 伝える=相手を動かす
そもそも、伝える事で相手に何をして欲しいかが明確でなければならないと本書では、言っています。
仕事をお願いするにも、提案するにも、そこには最終的なゴールがあるわけです。
そのゴールを明確に(誰に、何を、どうしてもらいたいか)ここが伝える前段階で大切だなと思いました。
② 左脳が理解するロジックを作る
「伝える」上でまず、「結論」があり、その結論を導き出す為には「根拠」があります。
ここをロジカルに考える癖をつける事が大切と本書で言っています。
また、「根拠」は、複数あると良いと言っており、3つくらいを目安に考えましょう。
例)結論 : 僕は、読書が好きだ。
根拠1:知識を増やせる
根拠2:1つのことに集中し、没頭できる
根拠3:学ぶ事で、自己成長に繋がる
と、こういった感じでしょうか。
③ 右脳を刺激してイメージを想像させよう
本書では、先程のロジカルに考えられた正し事だけでは、理解するだけで人は動かないと言っています。
確かに、「伝える」= 相手を動かす なので動いてもらってなんぼというこを考えるとあと1つピースが必要です。
それが、右脳への刺激です。
人は、イメージを想像する事で感情が揺さぶられると言っており
では、イメージを想像させるには何が必要か。それは、「ビジュアルを見せる」 と 「たとえば」です。
まず、「ビジュアルを見せる」からご説明していきます。
文字、言葉だけでなく、写真や絵、動画を使って説明する事です。
次に、「たとえば」です。
②で挙げた、「根拠」に対して「たとえば」の具体例付け加えるという事です。
例)結論:僕は、読書が好きだ
根拠1:知識が増えるから
たとえば:仕事がら(整形外科でのリハビリ業務)知識が増え、実践する事で患者さんへより良いものを提供出来るようになる
こんな感じでしょうか。
確かに、一気に具体的イメージが広がりますね!
と、ここまで挙げた3つが今回本書を読んで「ここは大切だな」と感じたポイントにります。
全体を読んでの感想としては
「伝える」事が苦手な僕でも、すぐに実践出来そうなくらい
わかりやすく、簡単に、整理された内容だったと思います。
読んで良かった!だけで終わらせず、知識として取り込み、日々実践していこうと思います。
こちらの本が気になった方は、是非書店で手に取ってみて下さい!