僕たちは、地味な起業で食っていく。
田中佑一さん著書
「僕たちは、地味な起業で食っていく。」を読んでの感想です。
本書を読んだ目的は、今後独立を考えている中で、参考になる考え方、実際の取り組み方を学びたいと思ったからです。
読んでみての感想は、自分が当たり前に行っている事でも、他人には特別な事であったり、またそこから仕事が生まれるという考え方に、新たな発見があったと感じてます。
「たくさんのインプットだけでは人生は変わらない。」
「小さなアウトプットこそ、人生を変える力」と本書であった様に、行動する事が何よりも大切だと改めて感じた一冊でした。
では、本書を読んでここが大切だなと感じたPointを3つご紹介致します。
①相手の「○○できない」が資産になる
「アイデアが見つかったら起業しよう」なんて考えていてはいけない。
それよりも、目の前で悩んでる人を手伝ってあげる方が気楽に起業がスタート出来ると本書で言っています。
これは、僕自身にとって大変響いた部分でした。
仕事は、相手(お客様)がいて成り立つもの。であれば、アイデアにこだわるより、相手が困っている事に着目することは、理にかなっており、合理的だと感じました。
②「すべてはテスト」
地味な起業を小さく始める時は、まずは「とにかくやってみる」ことが大切と本書で言っております。
僕自身は、無駄に考え過ぎて行動が遅いところがありました。
ですが、様々な方の本を読んでいると行動に移すスピードがいかに大切かを痛感させられます。
著者の大切にしているマインドの「すべてはテスト」を見習い、行動をしていこうと思いました。
③ ステップアップする
本書で提案している、地味な起業の
ステップ1は、「サポーター」これは、相手の苦手な作業のお手伝いする働き方。
ステップ2は、「ディレクター」1人の起業家をサポートするすべての作業を取りまとめる役。
ステップ3は、「プロデューサー」作業の統括、売上やブランディングにも関わる。
この様に一つ一つステップアップをして行くことを進めています。
いろいろなチャレンジをし、自分を成長させていこうと本書では言っております。
目の前の今できる事から誠実に一つ一つこなしていく事で大きな事に繋がると改めて感じる一冊でした。
本書が、気になった方は是非書店で手に取ってみて下さい。